■赤ら顔の5つの原因と症状に合わせた改善方法。効果的な化粧品
頬や鼻などの目立つところや、顔の広範囲が赤い状態になってしまう「赤ら顔」。
ひどい人だと、赤鬼のお面をつけたようになるので、とっても嫌ですよね。
ですが、なぜ赤ら顔になってしまうのでしょうか?
改善するためには、どうすればいいのでしょうか?
そこで『赤ら顔の5つの原因と症状に合わせた改善方法。効果的な化粧品』についてお話ししますね。
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赤ら顔になってしまう原因は、主に5つあります。
【皮膚が薄い】
皮膚の奥の真皮層には、毛細血管が集まっています。
普通、毛細血管は皮膚の表面から見えませんが、皮膚が薄いと透けて見えてしまいます。
すると、赤く見えてしまう=赤ら顔になってしまうというわけなんです。
頬や鼻の皮膚は薄いので、赤くなりやすいんですよ。
【毛細血管の拡張】
毛細血管は、外の気温に合わせて広がったり縮んだりして温度を保っています。
寒い地方は、室内と室外での温度差が大きいので、毛細血管の収縮と拡張が頻繁に起こります。
すると、毛細血管の収縮力が弱くなって、広がったままになってしまう(=赤ら顔になってしまう)んです。
このように、寒暖の差が大きいと、赤ら顔になってしまう可能性があるんです。
ちなみに、生まれつき毛細血管が多い人や、体質として広がったままの人もいるんですよ。
【ニキビによる炎症】
ニキビで炎症ができてしまうと、炎症によって血管が広げられるため、ニキビの周辺が赤くなってしまいます。
通常は、ニキビが治れば炎症も治るので、赤みも治ります。
けれど、ニキビが治りきらない前に新しいニキビができると、またニキビによる炎症が起こり、皮膚の炎症が治らない状態が続いてしまいます。
この状態が続くと、真皮などに色素沈着が起こって赤ら顔になってしまうんです。
肌質によってはニキビが治っても、長い時間赤みが続いてしまうこともあるんです。
【皮脂による炎症(脂漏性皮膚炎)】
肌の皮脂は、空気(酸素)によって酸化されてしまいます。
酸化された皮脂が、皮膚の常在菌と反応すると、炎症が起きて赤くなってしまうんです。
多くの場合は、鼻や鼻の脇などの皮脂が多いところで起こりますが、ニキビができてしまい、より赤みがひどくなることもあるんです。
【アルコールや香辛料、薬などの過剰摂取】
毛細血管を広げるアルコールや刺激の強い香辛料を取りすぎると、血流が悪くなり、血液が留まりやすくなります。
また、アトピー性皮膚炎のステロイド外用薬など、飲んでいる薬の副作用でも血流が悪くなることもあります。
血流が悪くなると、赤みが出てしまうので注意です。
このように、赤みの原因は、大きく5つあるんです。
赤みの改善は、難しく、症状の重さによって治療法も変わってきます。
また、原因の種類が多いので、治療も難しく、すぐに治ることはまれです。
けれど、根気よく治療を行うことで、少しずつ赤みは改善していきますよ。
【赤みが軽症の場合】
赤みの程度が軽い場合は、食生活やスキンケア(特に洗顔)を見直すことがポイントです。
アルコールやたばこ、カフェイン、香辛料などの刺激のあるものは、赤ら顔の原因になるので食べるのを控えてください。
また、洗顔をしすぎたり、ゴシゴシこすったりすると、肌に刺激と負担を与えて赤ら顔を招きます。
洗顔は優しく行なってくださいね。
そして、洗顔料や化粧水は、刺激の少ないものに変えてみるのもいいですよ。
また、ビタミンCは、皮膚の炎症を抑えてくれるので、ビタミンCを配合した美容液を使うのも有効です。
※高濃度ビタミンCを配合している美容液
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アルコールや気温差に弱い人は、これにより血管が広がりやすくなっている可能性があります。
漢方薬の「桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)」や「温経湯(うんけいとう)」などは、血流をよくしてくれるので、赤ら顔の改善に期待ができます。
ただし、服用する前に漢方薬に詳しい医師や薬剤師に相談して、自分にあった漢方薬を選んでもらってくださいね。
【赤みが中~重度の場合】
赤みが中度~重度の場合は、皮膚科の先生に相談してください。
治療法には、
・光治療
・レーザー治療
・硬化療法
などがあり、レーザー治療だけは保険が利きます。(それ以外は自費になります)
赤ら顔は、ほとんどの場合で肌トラブルが起こっています。
まずは、その肌トラブルを改善することが大切です。
肌トラブルが起こっているときは、肌は刺激に弱くなっているので、美白成分など、いろいろな成分が含まれている化粧品や美容液はやめたほうが無難です。
保湿と紫外線対策を優先して、美白などほかのケアは肌トラブルが治ってからにしてくださいね。
人前で赤くなりやすい人や、気温の変化で赤くなりやすい人は、血管が広がりやすい(赤ら顔になりやすい)体質の可能性があります。
このような人は、ビタミンKが有効です。
ビタミンKは、血管に詰まった栓を取り除き、血流の流れを良くしてくれる効果があるといわれています。
血流が良くなれば血管は広がりにくくなるので、赤ら顔の改善に期待ができます。
肌が炎症を起こして赤くなっている人は、ビタミンCが有効です。
ビタミンCは、肌の炎症を抑えてくれる効果があります。
肌荒れ、ニキビ、皮脂などによる肌の炎症で赤ら顔になっている人は、ビタミンCが入った化粧水や美容液を使ってみるといいですよ。
赤ら顔は、改善までに時間がかかります。
けれどコツコツケアを行うことで少しずつ改善するので、あきらめずに行ってみてください。
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